私たちについて
最初、私は「照明を販売すること」から北欧照明に興味を持ったわけではありませんでした。
当時、私は住宅リフォームや空間づくりに関わる仕事をしており、さまざまな住宅やインテリア空間の施工に携わっていました。
長く空間に関わる仕事を続ける中で、私は少しずつ気づくようになりました。
本当に空間の雰囲気を決めるのは、高価な家具だけではなく、「光」そのものなのだということに。
特に、空間へのこだわりを持つお客様ほど、 Louis Poulsen、LE KLINT、FLOS、Artemide、Artek といったヨーロッパの高級照明ブランドを自然に選ばれていました。
ダイニング上の PH5、リビングの Panthella、玄関や寝室の柔らかな間接照明。
そうした灯りは、単なる照明器具ではなく、 空間の空気感そのものをつくる存在でした。
そして私は少しずつ、 人が選んでいるのは単なる「照明器具」ではなく、 空間の中に生まれる光や空気感、暮らし方そのものなのだと感じるようになりました。
デンマークのショールームにて
その後、ある住宅リフォーム案件をきっかけに、 日本国内で高級輸入照明ブランドを担当されている方と出会いました。
その方も、 私が携わる多くの住宅空間で、 Louis Poulsen をはじめとした北欧照明が選ばれていることに興味を持ってくださいました。
そこから、北欧照明、ヨーロッパ showroom、空間づくりについて話す機会が増え、 少しずつヨーロッパ照明業界の流通や showroom の仕組みに触れるようになりました。
Louis Poulsen だけでなく、 LE KLINT、FLOS、Artemide、Artek など、 さまざまなヨーロッパ照明ブランドにも接する機会が増えていきました。
ヨーロッパ showroom にて
ヨーロッパや日本の showroom・展示空間・インテリアショップでは、 新作発表、展示会終了、空間リニューアルなどに合わせて、 定期的に展示内容が入れ替えられています。
その際、それまで展示に使用されていた照明が showroom から外されることがあります。
しかし、それらの多くは品質に問題があるわけではありません。
展示用として設置・使用されていたため、 通常の「新品商品」として販売できなくなっただけであり、 実際には状態の良いクラシックモデルも数多く含まれています。
こうした展示照明は、 showroom display sale、展示在庫整理、パートナー企業間での流通などを通じて、 一部のインテリア会社やリフォーム会社へ引き継がれることがあります。
私自身も、そうした機会を通じて、 ヨーロッパ showroom の展示照明に触れるようになりました。
そして次第に、 「本当に良い北欧照明を、もっと多くの人が手の届く形で使えるようにできないだろうか」 と思うようになりました。
それが、lampera を始めたきっかけです。
lampera取り扱い照明
lampera が行っているのは、 一般的な中古照明を大量に仕入れて販売することではありません。
ヨーロッパ showroom、ブランド展示空間、照明ディーラーなどとのつながりを通じて、 展示期間を終えた照明の中から、 状態が良く、日本の住空間に自然に馴染むモデルだけを選定しています。
一部の商品には、展示に伴うわずかな擦れや使用感が見られる場合があります。
しかし、すべての商品は、 点灯確認・状態確認・クリーニングを行ったうえで、 一つひとつ丁寧に確認してからお届けしています。
それらは単なる「中古品」ではありません。
実際にヨーロッパの showroom や暮らしの空間の中で使われ、 空間の一部として存在してきた灯りです。
また、従来の小売流通で発生する中間コストをできる限り減らすことで、 Louis Poulsen、LE KLINT、FLOS、Artemide、Artek などの北欧・ヨーロッパ照明を、 より現実的で、より手の届きやすい価格で届けたいと考えています。
良い光は、一部の特別な空間だけのものではなく、 日常の中にこそ存在するべきものだと思っています。
lampera の灯りが、 誰かの日常に静かに寄り添う存在になれば嬉しく思います。